“働きたい街”を選んだら、人のあたたかさに出会えた

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九州日本信販を志望した理由は？

大学進学をきっかけに北九州に引っ越してきたんですが、住んでみるとこの街がすごく好きになりました。「この地域で腰を据えて働きたいな」という気持ちが強くなって、転勤がない会社を中心に就職先を探していたんです。そこで出会ったのが、九州日本信販でした。当時はちょうどコロナ禍で、多くの企業がオンライン面接を実施していた中、この会社だけは最初から最後まで対面面接だったんです。私は直接会社の雰囲気を知りたかったので、そのスタイルがむしろありがたかったです。面接後に社内を案内していただいたとき、すれ違う社員の方同士が自然にあいさつを交わしたり、ちょっとした声かけをしていたのが印象に残っています。「最近どう？」と気さくに話しかける先輩に、「ありがとうございます、順調です！」と笑顔で応じる後輩の姿があって、社内に温かな空気が流れているのを感じました。そうした日常のやり取りから、「この会社は、人を大切にしているんだな」と伝わってきたんです。金融業界には堅いイメージを持っていましたが、ここなら安心して働けそうだと思えました。地域密着で転勤もなく、あたたかい雰囲気の中で人とのつながりを大切にできる。そんな環境に出会えたことが、入社の決め手になりました。

会社はどんな雰囲気？

入社して感じたのは、想像していたよりずっとアットホームな会社だったということです。金融業界って、数字に追われてピリピリしてるイメージがあったんですけど、九州日本信販は全然そんなことはなくて、みんなのびのび働いています。ノルマがないというのもあると思うんですけど、「まずはお客さまとちゃんと向き合おう」という空気があるのがいいなと思いました。若手社員も多くて、上司ともすごく話しやすいです。「最近どう？」と雑談から入って、困ったことがあったら自然に相談できる感じで、上下関係をあまり気にせず働けています。福利厚生がしっかりしているのもありがたいですね。私は入社後に引越があったんですが、会社が費用を出してくれたので安心して新生活を始められました。「社員の生活もちゃんと考えてくれてるんだな」と感じられるところも、この会社の魅力だと思います。

どんな仕事をしていますか？

私は営業職として、加盟店へのクレジットカード導入の提案や、すでに契約していただいているお店のサポートを担当しています。新規営業では、お店を訪問して「カードを導入するとこういうメリットがありますよ」とご案内します。大きな契約だけでなく、日常的にお店を利用されるお客様にとって便利になる仕組みを一緒に考えていくのが役割です。既存店に対しては、売上向上につながるキャンペーンの提案や、決済に関する運用サポートを行っています。特に私は、オーナーさんと何度も顔を合わせて会話する中で「こんなこと困ってるんだよね」といった相談を受けることが多いです。ときには営業という枠を超えて、スマホの使い方をお手伝いするようなこともあります（笑）そうした日々のやり取りから信頼関係が生まれ、それが仕事を進めるうえで大切な基盤になっています。

どんなときに面白さややりがいを感じますか？

新規のお店で、最初は全然話を聞いてもらえなかったのに、何度か通ううちに「ちょっと話そうか」と言ってもらえるようになる瞬間が、すごくうれしいです。そこから契約までつながったときは、やっててよかったなと心から思います。あとは、既存店の方から「キャンペーンをやってみたい」と相談を受けて、一緒に考えた企画がうまくいったときもやりがいを感じます。数字だけじゃなくて、「あのとき相談してよかった」と言ってもらえるのが一番うれしいですね。営業はガツガツ売り込むイメージだったんですが、実際に働いてみて“信頼関係をつくる仕事”なんだと感じました。お店の方と何気ない会話をしながら、少しずつ信頼してもらえるようになる過程が、いちばん楽しいです。

どんな力が身につきますか？

一番身についたのは、度胸とコミュニケーション力だと思います。入社してすぐの頃は、飛び込み営業って本当に緊張して、何を話そうか頭が真っ白になることもありました。でも、何度も挑戦していくうちに、まずは笑顔で挨拶して、雑談から入ればいいんだって感覚がつかめてきて。今では初対面の方とも自然に話せるようになりました。それに加えて、調整力も大きく鍛えられていると感じます。営業の仕事は自分だけで完結するものではなく、加盟店の要望を社内の各部署につなげたり、情報をお店にわかりやすく伝えたりすることが多いんです。たとえば「この日にキャンペーンを実施したい」と依頼を受けたら、関連部署と連携してスケジュールや内容を整えていく必要があります。間に立って調整する中で、双方が納得できる落としどころを見つける力が少しずつ身についてきました。

仕事を始めてからギャップはありましたか？

営業って「飛び込みばかりで、数字に追われる仕事」というイメージがあったんですけど、いい意味で全然違いました。もちろん新規の営業もありますが、実際には既存店のフォローも多くて、事務作業やキャンペーンの企画など、デスクワークが中心になる日もあるんです。それに、ノルマがないのも意外でした。目標はありますが、「今月絶対にこの数字を出さないと…」というプレッシャーはなくて、自分のペースで動けるのがありがたいです。あと、女性がすごく働きやすい環境だなと感じました。育休を経て戻ってきた先輩も多くいて、ライフステージが変わっても長く続けられる環境があるんです。営業＝ハードな仕事という印象を持っていたので、ここまで柔らかく働けるとは思っていませんでした。

思い描くキャリアプランは？

身近な目標としては、まず「頼られる営業」になることを目指しています。以前チームを引っ張ってくださっていた先輩が今は育休中なんですが、その先輩のように、お客さまにも社内の人にも「田口さんなら安心」と思ってもらえる存在になれたらいいなと思っています。具体的には、新規の契約をもっと自分の力で取れるようになりたいですし、既存のお店とも信頼関係を深めて、「何かあったらまず相談してみよう」と思ってもらえるような関係をつくっていきたいです。将来的には、係長や課長といったポジションにもチャレンジしたいです。この会社は、頑張ればしっかり見てくれる環境があるので、自分次第で上を目指せるんだなと感じています。

仕事とプライベートはどのように両立していますか？

旅行が趣味なので、「営業職って休みは取りづらいのかな…」と最初はちょっと不安でした。でも入社してみたら、有給が本当に取りやすくて驚きました。土日にくっつけて長めの休みを取る人も多くて、私も夏に5連休をもらって旅行に行ったりしています。上司も「気をつけて楽しんでおいで！」と言ってくれる雰囲気なので、気をつかわずにリフレッシュできるのがありがたいです。営業はスケジュール調整さえできれば、自分のペースで動けるところも嬉しいです。福利厚生がしっかりしていて、引越のときに費用をサポートしてもらえたのも助かりました。生活面で不安が少ないと、仕事にもちゃんと集中できますよね。オンとオフのバランスを取りながら、自分らしく働けるのが、この会社の一番の魅力だと感じています。